本事例は、ディスプレイ機器(タブレット)のフレーム部品の樹脂成形加工事例です。外枠(CASE FRONT)と裏面部品(CASE REAR)で構成される製品で、サイズは320mm×240mm、材質には難燃ABSおよびABSガラス繊維入り材を採用しています。
本製品は、外観品質に加え、組立時の勘合精度が重要となる部品です。特に、組立後に隙間やガタつきが発生しないことが求められるため、高い寸法精度の確保が不可欠でした。当社では、金型設計段階から寸法管理を徹底し、安定した精度での成形を実現しています。その結果、スムーズな勘合とガタつきのない高品質な組立性を確保しました。
また、ガラス繊維入り材料を使用する場合、反りの発生や寸法ばらつきが課題となりますが、成形条件および金型構造の最適化により、これらの影響を最小限に抑えています。
さらに、本製品はUL規格に準拠した難燃性が求められるため、難燃グレードの材料を採用しています。難燃性を確保するために必要な肉厚設計としながらも、ヒケの発生を抑える成形技術を適用し、外観品質と機能性を両立しました。

