印刷機に使用される機構部品「フレームフロント」です。製品サイズは500mmで、材質にはPC/ABS(アロイ)を採用しています。
本製品は当初、移管金型により半自動成形にて生産されていました。移管当初は、冷却不足による変形や離型不良、さらにバリの発生といった問題が発生していました。
そこで当社では、移管金型の改善を実施しました。金型構造の見直しにより冷却バランスを最適化するとともに、離型性向上のためシリコンを使用した対策を行っています。あわせて、バリ対策についても金型精度および成形条件の最適化を図りました。
これらの改善により、成形後の安定した離型が可能となり、半自動成形から全自動成形への移行を実現しています。結果として、生産性の向上、作業工数の削減、ならびに品質のばらつき低減に大きく貢献しました。

