本事例は、苗の移植機に使用される農業機械用外装カバーの樹脂成形加工事例です。製品サイズは約500mmと大型で、材質にはPPを採用しています。外装部品として高い外観品質と、使用環境に耐える寸法安定性が求められる製品です。
本製品は形状上、中央部に反りやねじれが発生しやすい特性があり、大型化に伴い変形リスクが高まる点が課題でした。そこで当社では、金型設計および成形条件の最適化を行い、樹脂の流動バランスや冷却条件を精密にコントロールすることで、反り・ねじれの抑制を実現しています。
また、外観品質向上のために金型には鏡面加工を施し、表面の美観にも配慮しています。これにより、機能性と外観品質の両立を図りました。
なお、当社では本事例のような大型部品に対して、最大600mm×600mmクラスまでの成形対応が可能です。本事例は、大型外装部品において高品質かつ安定した成形を実現した樹脂成形加工の一例です。

