モーター回転部の金属部品廃止によるインサート成形品のコストダウン
本事例は、空調機器などに使用されるシロッコファンの樹脂成形加工に関する課題解決事例です。回転部品であるシロッコファンには、高い回転精度と静粛性が求められるため、モーター軸との嵌合部において極めて高い寸法精度が必要でした。
特に、回転モーター軸嵌合部では、わずかな寸法ばらつきでもガタつきや振動の原因となるため、内径寸法を0~+0.05mm以内で管理する必要がありました。また、芯振れ・面振れ・アンバランス量についても厳しい基準を満たす必要があり、量産安定化が課題となっていました。
さらに、従来は金属部品を組み合わせた構造であったため、組立工数がかかり、半自動成形による生産体制もコスト面で課題となっていました。